8.1.4.1: イントロ


溶質が高濃度の部分(左図の真ん中)の周囲に、球状の「半透膜」があります。

 

 

溶液に、場所によって濃度差があり、前のステップと同様、この濃度差を解消させようとした動きが生じるのです。しかし、

半透膜は溶質を通さないのです。そのため、高濃度部分(半透膜の内側)にある溶質は、低濃度部分(半透膜の外側)へ移動できず、濃度差は解消されません。

 

 

一方、半透膜は溶質(水)を通すことはできるのです。そのため、逆の方向、すなわち、膜を介して、相対的に低い濃度の溶液(左図の周辺部分=半透膜の外側)から、相対的に高い濃度の溶液(左図の真ん中部分=半透膜の内側)へ、溶質(水)が移動します。このように、半透膜を介して起こる水の流れを浸透とよび、その圧力を浸透圧といいます。

 

 


半透膜を介して、溶質が溶媒を引く力、と定義することができます。

この動きにより、半透膜内部の水分量が増大し、体積が増します。この動きは、内部の濃度を低下させ、外部の濃度を上昇させるので、濃度差を減少させる動きです。

(図は、端的に示すため、半透膜が数倍にまで伸ばされ得るとしている。半透膜の一種である細胞膜なら、とっくにバラバラになっている。)

 

チャレンジクイズ

1 半透膜は 溶質 溶媒 は通すが、 溶媒 溶質 はあまり通さない。

2 浸透によって生じるのは、半透膜を 介した 介したり介さなかったりする 介さない   溶質 溶媒 の移動である。

3 浸透圧により、溶媒 溶質 

相対的に低濃度の溶液から相対的に高濃度の溶液へ
相対的に高濃度の溶液から相対的に低濃度の溶液へ
移動する。

4 浸透圧とは、溶質が水を 引く 押す 力である。

5 浸透は、高エネルギー物質、ATPを使わない受動的な 高エネルギー物質、ATPを使った能動的な 過程である。

6 球状の半透膜の内側の溶液の濃度の方が、外側より高い場合、溶媒 溶質 外側から内側へ 内側から外側へ 移動する。

7 球状の半透膜の内側の溶液の濃度の方が、外側より高い場合、球の体積は減少 増大 する。

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: 拡散との比較

: 浸透