9.4.2.5: 体内の非自己に対する画一的な防御システム

人の体内に侵入した細菌は、非自己と識別され、種類が違っても同様に好中球に貪食される。

動画と音声での説明: Flash形式(Win, Mac) / MP4形式(iPad)


血液中の好中球(という白血球)は体内で「非自己!」と認識した細胞、物質を貪食します。貪食とは、細胞内に取り込んで消化してしまう作用です。

これも皮膚と同様、非自己(異物)であれば、相手を特定しない、画一的な(どの非自己でも同じ)対応です。「画一的」「相手を特定しない」とは、好中球は箱型細菌を非自己と識別して貪食するのであり、「箱型細菌と言う非自己」と識別しているわけではない、ということです。

チューブ型細菌も「非自己!」と識別されて、好中球に同様に貪食されます。


はじめに」の第2レベル「体内の非自己に対する画一的な防御システム」です。

たとえ話:好中球は箱型細菌の、細菌国発行のパスポートの表紙だけを見るのです。パスポートの中を見ないので箱型細菌と特定せずに、非自己と識別して攻撃するわけです。好中球のチューブ型細菌に対する攻撃も同様です。

チャレンジクイズ

1 好中球による貪食は、非自己(異物)に対する画一的な 固有の 防御である。

2 好中球による貪食は、非自己(異物)に対する

固有の(相手を特定した、相手ごとに対応が異なる、「特異的」な)
画一的な(相手を特定しない、どの相手にも同様に対応する、「非特異的」な)
防御である。

3 好中球は、「箱型細菌」と「チューブ型細菌」とに対して、同様に防御する かなり異なった防御をする 

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: 「非自己」の特定性

: 体内の自己・非自己