8.2.2: 電解質、体液分画、血圧の変動

原則としては...
  1. 前ステップの表のごとく、Na+は細胞外液の主たる電解質であり、細胞内にはあまり入らない。
  2. (血しょうを含む)細胞外液の浸透圧は主にNaClに依存する。
  3. 細胞内外での浸透圧差が生じると、相対的に低張な方から高張な方へ水が移動する。これにより浸透圧差はなくなる。
  4. (血しょうを含む)細胞外液量が大きく増大・減少すると、血圧は上昇・下降する。

では、体が細胞外液の主な電解質であるNa+を摂取・喪失した場合、また、水分を大量に摂取・喪失した場合をそれぞれ考えてみましょう。

要するに、体内の塩分量が血圧を決める、とまとめられます。塩分量が増えると血圧が上昇し、塩分を失うと、血圧も低下します。単なる水分(真水)では、このような動きはありません。真水を飲んでも血圧は(あまり)上昇せず、真水を失っても血圧は(あまり)低下しません。

 

チャレンジクイズ

1 塩分を摂取すると血圧はあまり変わらない 上昇する 低下する 

2 塩分を喪失すると血圧はあまり変わらない 上昇する 低下する 

3 水分を摂取すると血圧は低下する 上昇する あまり変わらない 

4 水分を喪失すると血圧は低下する あまり変わらない 上昇する 

このページのトップにスクロール

: 食塩摂取による電解質、体液分画、血圧の変動

: 体液分画と主な電解質