4.4.2.1: 位置づけ


副腎は、左右の腎臓の上端に接して一対存在し、薄く三角形の小器官である。副腎は、髄質と皮質に分けられる。

副腎皮質から生成、内分泌されるホルモンは、糖質コルチコイド(コルチゾール、コルチゾン)と電解質コルチコイド(アルドステロン)とに分けられる。「副腎皮質ホルモン」とは、糖質コルチコイドを意味する。

糖質コルチコイド(副腎皮質ホルモン)の分泌調節のパターンは、下垂体前葉、その1に分類され、甲状腺ホルモンや性(腺)ホルモンと類似している。すなわち、視床下部から副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモンcorticotropin-releasing hormone (CRH)が生成、内分泌され、CRHの血中濃度に依存して下垂体前葉から副腎皮質刺激ホルモン corticotropin, adenocorticotropic hormone (ACTH) が生成、内分泌される。さらに、ACTHの血中濃度に依存して副腎皮質から副腎皮質ホルモン(糖質コルチコイド)が内分泌されている。分泌調節のフィードバックは「濃度重視型」である。

 

チャレンジクイズ

1 「電解質コルチコイド」とは副腎皮質ホルモン(コルチゾール) アルドステロン のことである。

2 「糖質コルチコイド(グルココルチコイド)」とはアルドステロン 副腎皮質ホルモン(コルチゾール) のことである。

3 糖質コルチコイド(副腎皮質ホルモン)は「ホルモン濃度重視」 「ホルモン作用重視」 型の負のフィードバックで分泌が調節されている。

4 アルドステロン(電解質コルチコイド)は「ホルモン濃度重視」 「ホルモン作用重視」 型の負のフィードバックで分泌が調節されている。

5 副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)は副腎皮質からの副腎皮質ホルモン(糖質コルチコイド) アルドステロン(電解質コルチコイド) の分泌を亢進する。

6 アルドステロン(電解質コルチコイド)の作用(血圧上昇)が多くなると、副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)分泌は

負のフィードバックで亢進する
負のフィードバックで低下する
血圧からの負のフィードバックを受けていないのであまり変わらない

7 副腎皮質ホルモン(糖質コルチコイド)の作用(抗炎症)が多くなると、副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)分泌は

負のフィードバックで亢進する
負のフィードバックで低下する
抗炎症からの負のフィードバックを受けていないのであまり変わらない

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