6.1.5.1: 交感神経と副交感神経の二重支配

交感神経は、運動に必要な機能を亢進させる自律神経系であり、副交感神経は、腸管の消化・吸収などを亢進させる自律神経系である。

 

末梢神経である自律神経は、さらに、機能的に交感神経と副交感神経とに分類されます。一言で言えば、交感神経は、運動に必要な機能を亢進させる神経系であり、副交感神経は、腸管の消化・吸収などを亢進させる神経系です。


 

それぞれの臓器には両系統の支配(二重支配)があり、お互に相反する効果(拮抗支配、相反支配)をおよぼしています。たとえば、心臓の活動(心拍数、心拍出量など)は、交感神経により亢進し、副交感神経により抑制されます。一方、消化管、尿管、膀胱などの活動(収縮、蠕動、分泌など)は、副交感神経により亢進し、交感神経により低下します。

 

チャレンジクイズ

1 「二重支配」「拮抗支配」「相反支配」は、自律 体性 神経の特徴である。

2 自律神経系には、交感神経と副交感神経とがあり、原則的に内臓器官はその 両方の 一方の 支配を受けている。

3 交感神経により、腸管の蠕動は 抑制 亢進 する。

4 副交感神経により、腸管の蠕動は 抑制 亢進 する。

5 気管は、交感神経により 拡張 収縮 する。

6 気管は、副交感神経により 拡張 収縮 する。

7 交感神経により、血圧は 増加 減少 する。

8 膀胱体部の平滑筋は、交感神経により、収縮 拡張 する。

9 膀胱体部の平滑筋は、副交感神経により、拡張 収縮 する。

10 交感神経により、心拍数は 減少 増加 する。

11 交感神経により、発汗は 減少  増加 する。

12 瞳孔は、交感神経により 散大 縮小 する。

13 瞳孔は、副交感神経により 縮小 散大 する。

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