6.1.7.2.2: 量の伝導

活動電位の数で量が伝えられる

神経線維はどのようにして’量’の情報を伝えるのであろうか?

2通り知られています.まずは,一本の神経線維に発生する活動電位の頻度を上下させるのです.一つ一つの活動電位は全か無かであっても,その頻度によって量を伝えられます.もう一つの方法は,動員する神経線維の本数です.肉眼的な末梢神経のなかには万の単位で神経線維が走行しており,そのうちの何本が活動電位を発生させるかでも量を伝えられます.

下図の上段は10本の神経線維よりなる末梢神経(あるいは中枢の伝導路)が,少ない情報量(活動電位)を移動させている場合(上段)と多い情報量(活動電位)を移動させている場合(下段)の模式図です.

チャレンジクイズ

1 手のひらに対する刺激が大きいほど,正中神経内の末梢神経線維の活動電位の発生頻度は 変わらない 高くなる 低くなる .

2 手のひらに対する刺激が大きいほど,正中神経内の活動電位の発生する末梢神経の本数は 変わらない 多くなる 少なくなる .

3 手のひらに対する刺激が小さいほど,正中神経内の末梢神経線維の活動電位の発生頻度は 高くなる 変わらない 低くなる .

4 手のひらに対する刺激が小さいほど,正中神経内の活動電位の発生する末梢神経の本数は 多くなる 変わらない 少なくなる .

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