6.1.7.2.3: 伝導の三原則


絶縁伝導末梢神経の中には神経線維が万の単位であります。そのうちの1本に活動電位が発生していても、平行する他の神経線維とは絶縁されているため、活動電位が飛び移ることはありません。
不減衰伝導活動電位の発生は「全か無かの法則」に則っているため、伝導によって減衰しません。細胞内高エネルギー物質であるアデノシン3リン酸(ATP)を消費することで可能なのです。
両側性伝導神経細胞膜の1カ所に発生した活動電位は、同心円状に広がります。線維の途中に活動電位が発生した場合、活動電位は両方向に伝導します。導火線の途中に火をつけたようなモノです。

 

チャレンジクイズ

1 神経線維の活動電位は軸索を伝わるにつれて,少しずつ減衰する. 正 誤 

2 神経線維において,1カ所に発生した活動電位は 一方向 両方向 に伝導する.

3 神経線維の活動電位は容易に隣の神経線維をも興奮させる. 正 誤 

4 神経線維の活動電位は軸索を伝わるにつれて,少しずつ減衰することはない.これを 不減衰伝導 両側性伝導 絶縁性伝導 跳躍伝導 と言う.

5 神経線維において,1カ所に発生した活動電位は両方向に伝導する.これを 両側性伝導 不減衰伝導 絶縁性伝導 跳躍伝導 と言う.

6 神経線維の活動電位が隣の神経線維をも発火させることはない.これを 跳躍伝導 両側性伝導 不減衰伝導 絶縁性伝導 と言う.

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