7.3.2.6: クレアチニン・クリアランス=糸球体ろ過量


クレアチニン・クリアランスとは、1分間に腎臓から排泄される、クレアチニンを含む血しょうの体積であることは、ここまでの説明でわかっていただけましたでしょうか?また、尿が作られるまでの3つの過程には、ろ過、分泌、再吸収があったことも思い出してください。これは、当然、クレアチニンにも成り立ちます。

クレアチニンは、尿細管で、分泌も再吸収もほとんどされない

ことがわかっています。すなわち、

1分間に腎臓から排泄されるクレアチニンの量=1分間に糸球体でろ過されるクレアチニンの量


であるわけです。
1分間に糸球体でろ過されるクレアチニンの量を含む血しょう:クレアチニンは、血しょうに溶解しているわけですから、1分間に糸球体でろ過されるクレアチニンを含む血しょう=1分間に糸球体でろ過される血しょう、すなわち、糸球体ろ過量glomerular filtration rate(GFR)であります。

 

チャレンジクイズ

1 クレアチニンのクリアランスは、糸球体ろ過量 glomerular filtration rate (GFR)をあらわす。 正 誤 

2 クレアチニンのクリアランスがGFRをあらわすのは、クレアチニンにおいては、 

尿細管で分泌も再吸収もされない
糸球体でのろ過が受動的である
尿細管で分泌はされるが再吸収はされない
ためである。

3 血漿クレアチニン濃度 10 μg/ml、1分間尿量 1ml/分、尿クレアチニン濃度 1,000 μg/ml のときのクレアチニンクリアランスは? 10 ml/分 100 ml/分 1000 ml/分 

4 血漿クレアチニン濃度 10 μg/ml、1分間尿量 1ml/分、尿クレアチニン濃度 1,000 μg/mlのときのクレアチニン・クリアランスは、100μg/分 μg ml/分 ml である。

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