8.2.3: 食塩摂取による電解質、体液分画、血圧の変動

2-2の原則1〜4によってそれぞれ

  1. 摂取,吸収されたNa+は細胞外にとどまり,細胞内へはあまり移動しません.細胞外液のNa+濃度が上昇します(図の上段).
  2. 細胞外液(血しょう)の浸透圧が上昇します.
  3. 等張(相対的に低張)な細胞内液から高張な細胞外液へ水分が移動します(図の中段).これにより浸透圧差はなくなります.細胞内液は多く(40%),細胞外液が少ない(20%)ため,細胞外液における水分の増大率は大きい(図の下段).
  4. 細胞外液(血しょう)量が大きく増大したため,血圧は上昇します.
食塩摂取により細胞外液に起こる変化
水分Na+Na+
濃度
不変増大増大

2次的変化
水分の動き血しょう量,血圧
細胞外液(間質,血しょう)
←細胞内液
上昇

 

 

チャレンジクイズ

1 食塩を摂取した。水分は 細胞外液(間質、血漿)←細胞内液 細胞外液(間質、血漿)→細胞内液 の方向に移動する。

2 食塩を摂取した.血圧は 不変である 上昇する 低下する .

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: 下痢による体液分画、血圧の変動

: 電解質、体液分画、血圧の変動