8.2.4: 下痢による体液分画、血圧の変動

2-2の原則1〜4によってそれぞれ

  1. 下痢で喪失されるNa+は細胞外に由来し,細胞外液のNa+濃度が低下します(図の上段).
  2. 細胞外液(血しょう)の浸透圧が低下します.
  3. 低張な細胞外液から等張(相対的に高張)な細胞内液へ水分が移動します(図の中段).これにより浸透圧差はなくなります.細胞内液は多く(40%),細胞外液が少ない(20%)ため,細胞外液における水分の減少率は大きい(図の下段).
  4. 細胞外液(血しょう)量が大きく減少したため,血圧は低下します.
下痢により細胞外液に起こる変化
水分Na+Na+
濃度
やや減少高度減少減少

2次的変化
水分の動き血しょう量,血圧
細胞外液(間質,血しょう)
→細胞内液
低下

 

 

チャレンジクイズ

1 激しい下痢をした。水分は 細胞外液(間質、血漿)→細胞内液 細胞外液(間質、血漿)←細胞内液 の方向に移動する。

2 激しい下痢をした.血圧は 低下する 不変である 上昇する .

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: 水分摂取による電解質、体液分画、血圧の変動

: 食塩摂取による電解質、体液分画、血圧の変動