8.2.6: 発汗による電解質、体液分画、血圧の変動

2-2の原則2〜4によってそれぞれ

  1. 多汗のため,大量の細胞外液が失われ,細胞外液(血しょう)の浸透圧が上昇します(図の上段).
  2. 等張(相対的に低張)な細胞内液から高張な細胞外液へ水分が移動します(図の中段).これにより浸透圧差はなくなります.細胞内液は多く(40%),細胞外液が少ない(20%)ため,細胞外液における水分の増大率は大きく,飲水前と比べて大きな減少はありません(図の下段).
  3. 細胞外液(血しょう)量が大きく減少するわけではないため,血圧は変動しません.
発汗により細胞外液に起こる変化
水分Na+Na+
濃度
高度減少やや減少増大

2次的変化
水分の動き血しょう量,血圧
細胞外液(間質,血しょう)
←細胞内液
不変

 

チャレンジクイズ

1 発汗した。水分は 細胞外液(間質、血漿)→細胞内液 細胞外液(間質、血漿)←細胞内液 の方向に移動する。

2 発汗した.血圧は 上昇する 低下する 不変である .

このページのトップにスクロール

: 電解質、体液分画、血圧のまとめ

: 水分摂取による電解質、体液分画、血圧の変動