8.3.7: 血漿緩衝系のはたらき

細胞活動の結果発生し、血漿に放出される酸性物質により、pHがあまり低下しないように緩衝している系が、血漿緩衝系である。

安静時にも、血漿中には、約1 mEq/Lの乳酸があります。これは、水溶液にあると、pHを約3.9にし得る濃度です。他の代謝産物であるリン酸、乳酸、ケトン体などもあります。血漿中には、これらの酸性物質が同濃度で存在しますが、pHは7.4です。このように「アルカリ」であることが血漿緩衝系の主な作用です。

図のHCO3-は、重炭酸イオンであり、血漿緩衝系の代表として登場しています。

血漿緩衝系には...

の4つが知られています。

チャレンジクイズ

1 血漿緩衝系の主な作用は酸 アルカリ 造血 膠質浸透圧 酵素運搬 である。

2 血漿緩衝系の作用により、H+が血漿に放出されたときのpHの低下は 小さく 大きく なる。

3 血漿緩衝系の作用により、H+が血漿から喪失したときのpHの増大は 小さく 大きく なる。

4 H+が血漿に放出された際、H+濃度上昇を軽減させるのは、腎臓のみの作用である。誤 正 

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: 重炭酸緩衝系

: 腎臓と肺、それぞれの機能低下と機能亢進