動画と音声での説明
胸壁には外向きの弾性力があります。肺の内向きの弾性力と胸壁の外向きの弾性力とがつり合うと呼息は終了します。当然、胸腔の陰圧も肺気量も(安静呼吸では)最小になります。肺の縮小が終了すると、肺(胞)内圧は大気圧と等しくなり、肺内の気体の排出(呼息)が終了します。 この図は「安静呼吸:呼吸筋が弛緩し、呼吸運動がない状態 」の図と同一です。再度、横隔膜が収縮し、同じ周期がくり返されます。
1. 呼息の終わりには、横隔膜は弛緩 収縮 正解!している。
2. 呼息の終わりには、肺気量は(安静呼吸の1周期の間では)
3. 呼息の終わりには、肺の内向きの弾性力は(安静呼吸の1周期の間では)
4. 呼息の終わりには、気体が流出する。 気流はない。 気体(空気)が流入する。 正解!
5. 呼息の終わりには、肺(胞)内圧は大気圧と比べて陰圧である。 陽圧である。 等しい。 正解!
6. 呼息の終わりには、胸腔内圧は(安静呼吸の1周期の間では)
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