4.4.1.1: 位置づけ


甲状腺から生成、内分泌されるホルモンは、次の3種類があります。

   (1) サイロキシン (T4)
   (2) トリヨードサイロニン (T3)
   (3) カルシトニン

一般に、「甲状腺ホルモン」とは、サイロキシンとトリヨードサイロニンを意味し、カルシトニンは甲状腺から生成、内分泌されますが、「甲状腺ホルモン」とはよばれません。

甲状腺ホルモン(T3, T4)の生成、内分泌は、下垂体前葉から生成、内分泌される甲状腺刺激ホルモン(TSH)に依存しています。しかし、甲状腺刺激ホルモン(TSH)は、カルシトニンの生成、内分泌にはあまり作用をおよぼしません。カルシトニンの生成、内分泌は、血中のカルシウム濃度、すなわち、カルシトニンのホルモン作用により調節されています。甲状腺ホルモン(T3, T4)は「濃度重視型調節」、カルシトニンは「作用重視型調節」を受けています。

チャレンジクイズ

1 カルシトニンの作用(血中カルシウム濃度の低下)が多くなると、甲状腺刺激ホルモン(TSH) の生成、内分泌は

血中カルシウム濃度からの負のフィードバックを受けていないのであまり変わらない
負のフィードバックで亢進する
負のフィードバックで低下する

2 甲状腺刺激ホルモン(TSH)は、甲状腺からの甲状腺ホルモン カルシトニン の生成、内分泌を強く促進する。

3 代謝が亢進すると、甲状腺ホルモンの生成、内分泌は

負のフィードバックで低下する
代謝からの負のフィードバックを受けていないのであまり変わらない
負のフィードバックで亢進する

4 (カルシトニンを含まない狭義の)甲状腺ホルモンは「ホルモン作用重視」 「ホルモン濃度重視」 型の負のフィードバックで分泌調節されている。

5 カルシトニンは「ホルモン作用重視」 「ホルモン濃度重視」 型の負のフィードバックで分泌調節されている。

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: 甲状腺ホルモン/分泌調節(2層)

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