7.3.5.11: 腎不全における2次的病態-4

腎不全では、血中のリン(酸イオン)濃度が上昇するため、Ca2+ + HPO42- → CaHPO4 の化学反応が進行し、血中のPTH濃度が高いため、リン酸カルシウムは骨ではなく、異所性に沈着する。


*腎不全では、血中のリン(酸イオン)濃度が大きく上昇するため、Ca2+ + HPO42- → CaHPO4の化学反応が進行し、リン酸カルシウムが沈着します。
*腎不全では、副甲状腺ホルモン parathyroid hormone (PTH)の血中濃度が上昇していて、骨吸収が進行しているため、リン酸カルシウム(CaHPO4)は異所性に沈着(石灰化)します。つまり、骨でないところに骨ができるのです。
*腎不全では、カルシウムの血中濃度は、ろ過されないために上昇 し、腸管からの吸収と尿細管からの再吸収とが低下するために低下し、骨がPTHにより破壊されるために上昇し、異所性の石灰化のために低下します。総じて軽度に低下します。

     

チャレンジクイズ

1 腎不全では、低 高 リン(酸イオン)血症のため、Ca2+ + HPO42-→ ←  CaHPO4の化学反応が進行し、副甲状腺ホルモン(parathyroid hormone、 PTH)の血中濃度上昇 低下 のために、リン酸カルシウム(CaHPO4)が血管壁など軟部組織 骨 に沈着する。

2 腎不全で、リン酸カルシウム(CaHPO4)が血管壁など軟部組織に沈着するのは、通常通り 異所性 の石灰化である。

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: まとめ

: 腎不全における2次的病態-3