4.1.4.3: 下垂体前葉系、その1/ステップ3

甲状腺ホルモン、副腎皮質ホルモン、性(腺)ホルモンの血中濃度は、上位のホルモン(それぞれの刺激ホルモン)の生成、内分泌に対して負のフィードバックをかけている。


性腺刺激ホルモンの生成、内分泌が「原因」であり、性(腺)ホルモンの血中濃度の上昇が「結果」です。性(腺)ホルモンの血中濃度は性腺刺激ホルモンの生成、内分泌に対して負のフィードバックをかけているため、性(腺)ホルモンの血中濃度がセットポイントより高いと、性腺刺激ホルモンの生成、内分泌は少なくなり、性腺刺激ホルモンの血中濃度が低下、性(腺)ホルモンの生成、内分泌が低下、性(腺)ホルモンの血中濃度はセットポイントへ向けて低下します。逆に、性(腺)ホルモンの血中濃度がセットポイントより低いと、性腺刺激ホルモンの生成、内分泌は多くなり、性腺刺激ホルモンの血中濃度が増大、性(腺)ホルモンの生成、内分泌が亢進、性(腺)ホルモンの血中濃度はセットポイントへ向けて上昇します。

これは「濃度重視型」の分泌調節です。

 「下垂体前葉系、その1」に分類した、甲状腺ホルモン、副腎皮質ホルモン、性(腺)ホルモンに共通する一般的な書き方は、上図のようになります。

         

チャレンジクイズ

1 甲状腺機能亢進症により、甲状腺からの甲状腺ホルモン(T3, T4)の生成、内分泌が亢進した。これにより、下垂体前葉からの甲状腺刺激ホルモン(TSH)の生成、内分泌は、亢進 低下  する負のフィードバックが働く。

2 甲状腺機能低下症により、甲状腺からの甲状腺ホルモン(T3, T4)の生成、内分泌が低下し、血中濃度が低下した。これにより、下垂体前葉からの甲状腺刺激ホルモン(TSH)の生成、内分泌を 抑制 亢進  する負のフィードバックが働く。

3 副腎皮質腫瘍により副腎皮質からの副腎皮質ホルモン(糖質コルチコイド)の生成、内分泌が亢進した.これにより下垂体前葉からの副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の生成、内分泌は亢進 低下  する負のフィードバックが働く。

4 副腎皮質の障害により副腎皮質からの副腎皮質ホルモン(糖質コルチコイド)の生成、内分泌が低下した。これにより下垂体前葉からの副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の生成、内分泌は亢進 低下  する負のフィードバックが働く。

5 性腺からの性(腺)ホルモンの生成、内分泌が亢進し、血中濃度が上昇した。これにより下垂体前葉からの性腺刺激ホルモンの生成、内分泌を 抑制 亢進  する負のフィードバックが働く。

6 性腺からの性(腺)ホルモンの生成、内分泌が低下し、血中濃度が低下した。これにより下垂体前葉からの性腺刺激ホルモンの生成、内分泌を 亢進 抑制  する負のフィードバックが働く。

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