9.4.2.3: 体外の非自己に対する画一的な反応

体外にある非自己に対しては画一的な防御システムがある。

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体外にある細胞、物質は非自己であり、有害である(かもしれない)とみなされています。そのため、体外のものに対して、画一的に防御するシステムがあります。これには機械的防御と化学的防御とがあります。

*機械的防御:皮膚で覆われていることが人体にとって防御効果があります(図)。気道粘膜には線毛があり、その鞭のような運動によって常に非自己(異物)を気管の外へ排出しようとしています。
*化学的防御:消化管から侵入しようとする菌の大部分は胃内の強酸により、殺菌されます。

以上は、相手を特定しない(どの相手にも同様に対応する、画一的な)防御システムのひとつです。「はじめに」の第1レベル、すなわち「体外の異物に対する画一的な防御システム」です。相手を特定しないことを、しばしば教科書には「非特異的」と書いてあります。

チャレンジクイズ

1 皮膚は、人体の

画一的な(相手を特定しない、どの相手にも同様に対応する、「非特異的」な)
固有の(相手を特定した、相手ごとに対応が異なる、「特異的」な)
防御システムの一つである。

2 皮膚の「箱型細菌」に対する防御と「チューブ型細菌」に対する防御とは、異なっている 同様である 

3 気道の線毛は、生体の

固有の(相手を特定した、相手ごとに対応が異なる、「特異的」な)
画一的な(相手を特定しない、どの相手にも同様に対応する、「非特異的」な)
防御システムの一つである。

4 胃酸は、人体の

固有の(相手を特定した、相手ごとに対応が異なる、「特異的」な)
画一的な(相手を特定しない、どの相手にも同様に対応する、「非特異的」な)
防御システムの一つである。

5 気道の線毛の「箱型細菌」に対する攻撃(防御)と「チューブ型細菌」に対する攻撃(防御)とは、異なっている 同様である 

6 胃酸の「箱型細菌」に対する攻撃(防御)と「チューブ型細菌」に対する攻撃(防御)とは、同様である 異なっている 

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