9.4.2.4: 体内の自己・非自己

人の体内にある細胞、物質は抗原で自己・非自己を識別される。

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箱型細菌が体内に侵入した場合のことを考えてみましょう。

人体内に非自己が侵入した場合は、これは攻撃して破壊してしまわなければなりません。しかし、体内には自己の細胞がいくらでもあります。自己の細胞を攻撃してしまっては(文字通り)身がもちません。すなわち、体内では自己/非自己は慎重に識別しなければなりません。自己/非自己の識別点となる特性を抗原 antigenといいます。細胞のパスポートのようなものです。人の細胞の表面にも抗原があります。箱形細菌の表面にも(別の)抗原があります。人体はこの抗原を識別することにより箱形細菌を非自己(異物)!と識別します。

 

たとえ話:人の細胞の抗原は人間国発行のパスポート、箱型細菌の抗原は細菌国発行のパスポートのようなものなのです。人間の防御系は、そのパスポートの(中を見なくても)表紙をみるだけで、箱形細菌は非自己とわかるのです。

別の非自己(異物)であるチューブ型細菌が侵入することもあります。この場合も、人体はチューブ型細菌の抗原により、チューブ型細菌を「非自己(異物)!」と認識します。チューブ型細菌も細菌国発行のパスポートを持っているのです。人間の防御系は、そのパスポートの(中を見なくても)表紙をみるだけで、チューブ型細菌は「非自己!」とわかるのです。

チャレンジクイズ

1 体内にある物質、細胞は、抗体 抗原 で自己・非自己を識別される。

2 細胞の抗原とは、生体が自己/非自己を識別する細胞膜上のたんぱく質特性であり、生体防御反応をおこさせ得る。誤 正 

3 人の細胞の抗原と細菌の抗原とは、同様である 異なっている 

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: 体内の非自己に対する画一的な防御システム

: 体外の非自己に対する画一的な反応