9.4.3.7.4.2: 生化学的分類

IgG主要な、もっとも多量の抗体である。胎盤通過性があり、抗体生成能のない新生児に防御抗体となる。非自己(異物)の破壊、補体の活性化、オプソニン化(細菌を「味つけ」して好中球の貪食を促進する)などの作用がある。赤血球を破壊するため、溶血素ともよばれる。
IgM胎盤通過能はない、抗体としては弱く、非自己(異物)細胞を破壊せずに凝集させる。ABO式血液型に対する規則抗体などが含まれる。
IgA気管、腸管、乳管の分泌液中に多い抗体であり、粘膜での局所的防護をおこなっている。
IgD生理的作用はあまり明らかではない
IgE肥満細胞や好塩基球の表面上に結合し、抗原と接触した後に細胞から化学伝達物質を放出させる。

チャレンジクイズ

1 IgGは胎盤通過性がない ある .

2 IgGは血球の凝集素 溶血素 である.

3 IgMは血球の溶血素 凝集素 である.

4 IgMは胎盤通過性がない ある .

5 分泌液中には主にIgA IgD IgE IgG IgM が含まれている.

6 肥満細胞の膜表面に付着しており、アレルギーI型と関係するのはIgA IgM IgG IgD IgE である。

7 ABO式血液型の抗原に対する抗体は主にIgA IgD IgE IgG IgM である.

8 選択肢中,もっとも多い抗体はIgE IgA IgD IgM IgG である.

9 IgAの特徴としては,

分泌液中に多い
凝集素である
肥満細胞の表面に付着しており、細胞内の物質を放出させる
もっとも多量であり、破壊力がある
ことがあげられる.

10 IgEの特徴としては,

凝集素である
肥満細胞の表面に付着しており、細胞内の物質を放出させる
もっとも多量であり、破壊力がある
分泌液中に多い
ことがあげられる.

11 IgGの特徴としては,

肥満細胞の表面に付着しており、細胞内の物質を放出させる
分泌液中に多い
凝集素である
もっとも多量であり、破壊力がある
ことがあげられる.

12 IgMの特徴としては,

凝集素である
もっとも多量であり、破壊力がある
分泌液中に多い
肥満細胞の表面に付着しており、細胞内の物質を放出させる
ことがあげられる.

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