10.10.2: 脂質

トリグリセリド(「中性脂肪」)は水に不溶性なのでそのままでは酵素があまり作用しません。そのため、胆汁中の胆汁酸によって乳化されます。そこに膵液中のリパーゼが作用し、トリグリセリドを脂肪酸とモノグリセリドとに分解します。モノグリセリドと脂肪酸とは胆汁酸の作用を受けてミセルを形成し、小腸粘膜に近づきます。上皮細胞膜を脂肪酸とモノグリセリドとは別々に通過します。これらは,上皮細胞内でトリグリセリドに再構成されます。その後,リポタンパクの膜に覆われたカイロミクロン(乳び脂粒)を形成し,リンパ管,胸管を経て静脈内に入ります。

動画と音声での説明

チャレンジクイズ

1 トリグリセリドの和名は「中性脂肪」 脂肪酸 胆汁酸 脂肪分解酵素 乳び脂粒 である。

2 カイロミクロンの和名は乳び脂粒 脂肪酸 胆汁酸 「中性脂肪」 脂肪分解酵素 である。

3 リパーゼの和名は「中性脂肪」 乳び脂粒 脂肪分解酵素 胆汁酸 脂肪酸 である。

4 「中性脂肪」の英名はカイロミクロン トリグリセリド リパーゼ である.

5 乳び脂粒の英名はリパーゼ トリグリセリド カイロミクロン である.

6 脂肪分解酵素の英名はリパーゼ カイロミクロン トリグリセリド である.

7 トリグリセリド(「中性脂肪」)は水に溶ける 溶けない .

8 トリグリセリドは胆汁酸で乳化されると

グリセロールになる
化学反応はしないが、リパーゼの作用を受けやすくなる
モノグリセリドになる
脂肪酸になる

9 リパーゼによりトリグリセリド(「中性脂肪」)は

脂肪酸
モノグリセリド
コレステロール
コレシストキニン
グリセロール
リポタンパク
パンクレオザイミン
カイロミクロン
リパーゼ
ミセル
の二つに分解される.

10 脂肪酸 モノグリセリド グリセロール はミセルを形成して吸収される.

11 脂肪酸はミセル カイロミクロン を形成して吸収される.

12 モノグリセリドと脂肪酸とは吸収された後,別々に代謝、貯蔵される トリグリセリド(「中性脂肪」)に再生される .

13 腸管粘膜で再生成されたトリグリセリドは乳化されて リポタンパクの膜に覆われて ,

ミセル
リパーゼ
脂肪酸
コレシストキニン
コレステロール
リポタンパク
カイロミクロン
パンクレオザイミン
モノグリセリド
グリセロール
となる.

14 カイロミクロンは胸管 門脈 を経て体循環に入る.

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