5.1.2.5.3.1: 単縮と強縮


ひとつの刺激による効果が消えない内に、次の刺激が投与された場合、効果が「加重」して、より大きな効果が得られることがある。効果が加重し得るのは、不応期(刺激しても筋肉が収縮しない時期)が短い場合だけである。

筋に単発の電気刺激を与えると、刺激後、0.01-0.02秒おいて、約0.1秒の瞬間的な収縮がおこる。これを「単縮」、または「攣縮」という。

これに対して、同じ電気刺激を頻回投与すると、加重が生じ、より大きな収縮力が得られることがある。これを「強縮」という。骨格筋の不応期は短いのである。

強縮には2種類ある。収縮曲線がギザギザな場合と、滑らかな場合である。ギザギザな場合を不完全強縮という。なめらかな場合を完全強縮とよぶ。

医歯薬出版社:生理学第2版(東洋療法学校協会編)

 

チャレンジクイズ

1 強縮 単収縮 とは、一回の活動電位による筋収縮をいう。

2 単収縮が加重 収束 したものを、強縮という。

3 通常、四肢の動きをもたらすのは強縮 単縮 である。

4 骨格筋には、単収縮は ない ある 

5 骨格筋には、強縮は ない ある 

6 骨格筋の不応期は、短い 長い 

7 骨格筋の収縮曲線がギザギザな場合、強縮は完全強縮 不完全強縮 である。

8 骨格筋の収縮曲線が滑らかな場合、強縮は不完全強縮 完全強縮 である。